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カナダで出会う英語

学校で習ってない?! カナダ現地の会話で聞く英語 個人的に知識と違った10選

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・学校で習った英語は実際に海外で使われているの?
・学校で習ったのとネイティブが使う英語が違うこともある?あるなら知りたい!
・英語圏の会話で実際に使われる英語表現を聞いてみたい!

カナダに住んでいると、「習ったのと違う!」「習っていなかった!」と驚く英語表現にもたくさん出会います。

特に、日常のカジュアルな会話で聞く英語は、自分の知識と違うことも多く、発見の日々。

本記事では、私が出会った「学校で習った英語と違った例」を、10パターン厳選してご紹介します。

国や地域、環境によっても使われる表現は違うので、あくまで私一個人の体験談として、ご覧いただけたら嬉しいです!

Itsuki

実際に会話で使われている英語表現の一例が知りたい方へ!

弟や兄のyounger brother / older brotherはあまり聞かない


「お兄ちゃん」は、学校では”older brother”と習いませんでしたか?

older brother = 年上の兄弟=「お兄ちゃん」 で間違いではないのですが、会話では、断然 "big brother" の方がよく聞きます。。

年上の兄、姉には"big"、年下の弟、妹には”little”を使って以下ように使われます。

お姉ちゃんbig sister (older brother)
お兄ちゃん big brother (older brother)
little sister (younger sister)
little brother (younger brother)
Itsuki

こんな会話で聞きます。

Does he have a big brother? (彼にはお兄ちゃんいるの?)
She is my big sister. (彼女が僕のお姉ちゃんです。)
Your little sister is waiting for you. (あなたの妹が待っているよ。)
Does your little brother like this toy? (あなたの弟はこのおもちゃ好きかな?)

イギリスの国民的アニメ、"Peppa Pig"(ペッパピッグ)のオープニングでも、ペッパは弟のジョージのことをこのように紹介しています。


"This is my little brother, George".  (こちらが私の弟、ジョージです)

参考:ペッパピッグYouTube公式ページ:  Peppa Pig - Official Channel - YouTube

Itsuki

他に、兄弟姉妹をまとめて、"sibling" という表現も使われます。

Do you have any siblings? (兄弟姉妹はいますか?)
=Do you have any brothers or sisters?
sibling discount (兄弟割引) 

学校関係や習い事など、申し込みする際の兄弟割引は"sibling discount"と言い、子育てしているとよく目にする言葉です。

動詞原型が続いていいの? 毎日聞く Go get your~!

特に子育て中、毎日何度も耳にした表現がこれ。

"Go get your ~". (~を取って来て)

Itsuki

えっ、動詞原型が2つ続いていいの?


学校では、動詞原型に動詞原型が続くことはないと習いませんでしたか?

最初の頃は軽い衝撃を受けました。

Go grab your jacket.(ジャケット持ってきて)
Go get your water bottle.(お水のボトルを取って来て) 
Come wash your hands.(手を洗いにおいで)

おとな同士での会話でも使われますが、特に子育てシーンでは、このようなフレーズを頻繁に聞きます。

口語表現でandが省略されているそうです。

「はじめまして」の How do you do? はあの歌でしか聞いたことがない

中学校で最初の頃に習った "How do you do?" (はじめまして)。
 
実際の会話では聞いた記憶がありません。

「はじめまして」の挨拶で一番聞くやりとりはこれ。

Nice to meet you. (お会いできて嬉しいです。) 
Nice to meet you too. (私もお会いできて嬉しいです。)

他には、"Pleased to meet you." なども聞くことがあります。

How do you do?を聞いた記憶があるのは、唯一、Finger familyの歌でだけ!

我が家のこどもたちも大好きなこの歌では、このフレーズ "how do you do?" が繰り返し出てきます。

♪daddy finger daddy finger where are you? here I am, here I am, how do you do?♪

(お父さん指、お父さん指、どこかな?ここだよ、ここだよ、はじめまして!)

See you again は軽い「またね」ではない?

"See you" に「また」「再び」の意味がある"again"をつけて、「またね」"See you again!" と習ったことはありませんか?

実際には、翌日や近い未来にすぐ会う予定のあるような相手にはあまり使わないと知りました。

「また(いつか)再会しましょう」

というニュアンスで、すぐには会えない相手や、もう会えないかもしれない相手に使います。

遠くに引っ越してしまうお友達に言ったりも。  

ある日息子が上級生のお友達と放課後遊んでいて、お友達が帰るときにこんな会話がありました。

お友達: See you tomorrow. (また明日ね。)
息子:  See you again. (また会えたらね。)
お友達: What??  (えっ?)

息子はニュアンスが分からず、軽い「またね」の意味合いで返したつもりが、"What?"と不思議そうに聞き返されていました。

息子

え、変なこと言った??

息子もなんで不思議そうにされたかわかっていなかったので、後で簡単に説明しました。

明日学校で会えるとわかっているのに"See you again"と言うのは、やっぱり不自然に感じられることがあると学びました。

"See you again"は、例えば、公園で初めて出会ったこどもたち同士が仲良く遊んで、帰り際におとなが言い合っているのを聞くことがあります。

It was nice playing today. (遊べて良かった。)
See you again!
(【連絡先も知らないし、もう会うことはないかもしれなけど】 また会えたらね!)

このような感じです。

またすぐに会えるであろう相手や、また会う予定が決まっている相手に軽く「またね」というときに聞くことが多いのは、以下の表現です。

See you (tomorrow/next week/next time).
see you soon.
see you later.
See you in a bit.


「分かった?」はDo you understand? だけではない

「分かった?」 は直訳で考えると、Do you understand? ですよね。

これももちろん聞くことも使うこともありますが、学校や習いごとでも、「分かった?」の意味で先生たちがよく使う表現がこれ。

先生

Does that make sense? (分かったかな?)

先生何かを説明して、わかったかかどうか確認するときなど、とてもよく聞く表現です。

私がカナダで英語学校に行っていたとき、私のクラスの先生は"Do you understand?"よりもこちらの"Does that make sense?"をよく使っていました。

おとなにもこどもにも、よく使われる表現です。

「ぬいぐるみ」の英語 会話で一番聞くのは〇〇

Itsuki

「ぬいぐるみ」の英語で習ってきたのは"stuffed animal"!

ですが、私がカナダでの日常会話で聞く機会が多いのは、stuffed animalの短縮版の口語表現、”stuffie" です

"stuffie"

short for stuffed animal : a toy animal made from cloth and filled with a soft material so that it is pleasant to hold

引用: STUFFIE | English meaning - Cambridge Dictionary


息子がお世話になったプリスクールや小学校の先生も"stuffie"を使っていました。

こどもに対してのみでなく、大人同士の会話でも、"stuffie"を聞きます。

「キリンのぬいぐるみ」など特定の種類を言うときは、 "stuffed giraff" のようにすると習いましたが、会話では "giraff stuffie" の方が聞く機会が多いです。

・イルカのぬいぐるみ=stuffed dolphin / dolphin stuffie
・ライオンのぬいぐるみ= stuffed lion / lion stuffie

「なんて?」と聞き返しするときに一番聞くのは?

聞き返し表現として学校で習ったのは"I bed your pardon?" "Pardon?"。

"Pardon?"または"Pardon me?" を聞くことはたまにありますが、"I beg your pardon."は聞いた記憶がありません。

会話で一番聞く聞き返し表現はこれ。

"Sorry?”

他には"What was that?" "What did you say?"なども聞きます。

こどもたちの会話では、単純に "what?"と聞き返しているのもよく見ます。

息子

What? (なんて?)

How are you? I'm fine よりよく聞くのは?

"How are you?"のお返事として、中学校で習ったフレーズは"I'm fine"が定番でしたよね。

カナダで生活していて、"I'm fine"を全く聞かないわけではないですが、この返しで圧倒的によく聞く単語は、"fine"よりも"good"です。

"I'm good."

カジュアルな会話では、"I'm good." と文章で言わず、単語のみで答えるのもよく聞きます。

"Good."
"Good, good."


"Good"を2回繰り替えて "Good, good"と答えるのも、よく聞きます。

他に聞くのは"great", "pretty good", "nod bad" たまに "well" なども。

また、中学校で「まぁまぁ」として習った"So so"も、あまり聞く機会がなく、まぁまぁのニュアンスで聞くことが多いのは、"Not bad"や"I'm okay"などの表現です。

"How are you?"と同じような意味合いで、カジュアルな会話だと他にこのような表現もよく聞きます。

"How are you doing?"
"How's it going?"


「レシート必要ですか?」の英語は今欲しいのに過去形なことも?!

「レシート必要ですか?」の英語表現といえば、この2つが真っ先に思い浮かびます。

Would you like your receipt?
Do you want your receipt?

これらと合わせて、カナダのレジの定員さんから聞くことが多く、最初の頃戸惑ったのが、これ。

"Did you want your receipt?"

Itsuki

えっ。今ほしいんですけど・・・。

今必要なのに過去形??と最初の頃は混乱しましたが、何度か聞くするうちに、こういう表現なんだろうなと納得はしました。

当時行っていた英語学校の先生に聞くと、過去形の形は店員さんがよく使う丁寧表現だそう。

「いいえ結構です」は No, thank youよりもI'm〇〇を聞く

何かをオファーされたときや、「いりますか?」と聞かれて断るとき。

「いいえ、結構です」として習ったのはこれですよね。

"No thank you."

これも聞くことはありますが、それ以上に聞くのがこの3つ。

I'm good.
I'm okay.
I'm fine.

お買い物のお会計のときにほぼ必ず聞かれるのが、レシートはいる?袋は必要?の質問。

自分の前のお客さんが答えているのを見ていると、これらの表現を耳にします。

"No. thank you."は言い方にもよりますが突き放した印象になると聞き、私も"I'm good."を使うようになりました。

日本語でも、「いいえ、結構です」よりも、「大丈夫です」と言った方が少し和らぐ印象がありますよね。

英語も似ている部分があるんだな、と興味深く感じました。

ですが、私の言い方がわかりにくかったのか、I'm goodと返したときに、「で、結局いるの?いらないの?」となった経験があります。

それから、状況によっては、明確にするために最初に"No"をつけて、最後にthank youで和らげたりするなど、使い分けています。

Itsuki

No, I'm good. Thank you though.

(いいえ、大丈夫です。でも(聞いてくれて)ありがとう。)

おわりに:海外で英語の違いも楽しもう!

カナダ現地での会話では、今まで日本で習ってきたのとは違う英語表現との出会いが日々あります。

今回はその中から、10パターンを一例として紹介させていただきました。

会話で使われる表現は、地域や生活環境によっても違いますが、今回の例が何かの参考になれば嬉しいです!

  • この記事を書いた人

Itsuki

カナダで子育て中の母。
出産を機に英語を使う機会が増え、もっと英語に自信をもちたいという思いから、学生時代は大好きだった英語学習を再開。
学び直しを経て、オンライン英会話講師として教える立場も経験。
現地校で急成長中の我が子とともに、英語を学ぶ楽しさを実感中!

当ブログでは、色々試してきた私の学習体験談やこどもの英語のこと、カナダで出会う生きた英語などを発信していきます!

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